「モナ」ではなく「モカ」が消える
モカ:消えるかも 輸入ストップ、在庫わずか
>すっきりした酸味で国内でも人気の高いコーヒー豆「モカ」の販売を休止するコーヒー業者が相次いでいる。輸入の98%以上を頼っているエチオピア産から基準値以上の残留農薬が検出され、厚生労働省が事実上、輸入にストップをかけている。再開のめどはたっておらず、喫茶店やスーパーの店頭などからモカが今後、姿を消す可能性もある。また、「ブレンドコーヒーの味が変わってしまう」と困惑する声も上がっている。
エチオピア産のコーヒー豆から基準値を超える残留農薬が検出され,輸入停止になっていますが,モカのエチオピア産以外の残りの2%はどこからかというとイエメン共和国からです。圧倒的なシェアの差は,エチオピア産のモカは買い叩かれているので,コーヒー業者にとっては儲けが多いからです。
モカとは,アラビア半島南西部にあるイエメン共和国の山岳地帯とアフリカ大陸北東部にあるエチオピアの高原高地で産出される両方のコーヒー豆の銘柄です。もともと「モカ」とはイエメンの南西岸,紅海に面する小さな港町の名前です。(この港は砂州のおかげで100年以上前に閉鎖)
代表的な2つの銘柄は,
【モカ・マタリ】
イエメン共和国サナア州のバニー・マタル地方で算出される世界的に最高級のコーヒーの1つです。山がちな地形のイエメンでは、プランテーションによる大量生産は難しいため,今まで大手コーヒーショップなども手を出さず,高品質,高価格が維持されています。
【モカ・ハラリ】
エチオピア・ハラール州の標高1,500mから2,500mにある州都ハラールの近郊で産出されるコーヒーで,その独特の香りと味で日本では人気があります。エチオピアではプランテーションが発達し,それに伴い価格を下げてきたのでイエメンのコーヒー農家に転作を強いている現状があり,イエメン産はますます品薄になります。
要するに,日本ではモカというとモカ・ハラリの印象が強いですが,モカの最高級品はイエメン産なのです。イエメン産とエチオピア産の区別はコーヒーの専門家でなくては無理で,初心者では違いは分からないそうです。ただし,エチオピア産に比べてイエメン産は輸出量が少なく,日本に輸入するには量の不安があります。今後は,どうしてもモカにこだわる豆はイエメン産になり(ただし価格はおそらく1.5倍ぐらいに上昇),無名柄のブレンドコーヒーはコロンビア産のブレンド割合が増えるのではないかと(相場ではありませんが)予測しています。
ちなみに,私はキリマンジャロをストレートで飲むので家では少しも困りませんが,スタバでモカ系を頼むときには値上げの影響を受けるかもしれません。
参考:
コーヒー事典「コーヒー豆の銘柄」
>すっきりした酸味で国内でも人気の高いコーヒー豆「モカ」の販売を休止するコーヒー業者が相次いでいる。輸入の98%以上を頼っているエチオピア産から基準値以上の残留農薬が検出され、厚生労働省が事実上、輸入にストップをかけている。再開のめどはたっておらず、喫茶店やスーパーの店頭などからモカが今後、姿を消す可能性もある。また、「ブレンドコーヒーの味が変わってしまう」と困惑する声も上がっている。
エチオピア産のコーヒー豆から基準値を超える残留農薬が検出され,輸入停止になっていますが,モカのエチオピア産以外の残りの2%はどこからかというとイエメン共和国からです。圧倒的なシェアの差は,エチオピア産のモカは買い叩かれているので,コーヒー業者にとっては儲けが多いからです。
モカとは,アラビア半島南西部にあるイエメン共和国の山岳地帯とアフリカ大陸北東部にあるエチオピアの高原高地で産出される両方のコーヒー豆の銘柄です。もともと「モカ」とはイエメンの南西岸,紅海に面する小さな港町の名前です。(この港は砂州のおかげで100年以上前に閉鎖)
代表的な2つの銘柄は,
【モカ・マタリ】
イエメン共和国サナア州のバニー・マタル地方で算出される世界的に最高級のコーヒーの1つです。山がちな地形のイエメンでは、プランテーションによる大量生産は難しいため,今まで大手コーヒーショップなども手を出さず,高品質,高価格が維持されています。
【モカ・ハラリ】
エチオピア・ハラール州の標高1,500mから2,500mにある州都ハラールの近郊で産出されるコーヒーで,その独特の香りと味で日本では人気があります。エチオピアではプランテーションが発達し,それに伴い価格を下げてきたのでイエメンのコーヒー農家に転作を強いている現状があり,イエメン産はますます品薄になります。
要するに,日本ではモカというとモカ・ハラリの印象が強いですが,モカの最高級品はイエメン産なのです。イエメン産とエチオピア産の区別はコーヒーの専門家でなくては無理で,初心者では違いは分からないそうです。ただし,エチオピア産に比べてイエメン産は輸出量が少なく,日本に輸入するには量の不安があります。今後は,どうしてもモカにこだわる豆はイエメン産になり(ただし価格はおそらく1.5倍ぐらいに上昇),無名柄のブレンドコーヒーはコロンビア産のブレンド割合が増えるのではないかと(相場ではありませんが)予測しています。
ちなみに,私はキリマンジャロをストレートで飲むので家では少しも困りませんが,スタバでモカ系を頼むときには値上げの影響を受けるかもしれません。
参考:
コーヒー事典「コーヒー豆の銘柄」
コメント
けんじいさん,どうもです。
イエメンとは珍しいところに行かれていますね。エチオピア産が大量生産で味を落としているのは間違いないところでしょうが,買い叩いているのが日本の業者じゃないと良いのですが…
イエメンとは珍しいところに行かれていますね。エチオピア産が大量生産で味を落としているのは間違いないところでしょうが,買い叩いているのが日本の業者じゃないと良いのですが…
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先月末、イエメンに旅行に行ってきました。
時間がなくモカには行きませんでしたが、農村部では
コーヒー、小麦、カート(嗜好品、覚醒作用あり)を
段々畑で栽培していました。ほとんど機械化も進んでおらず、
ヤギで畑を耕してました。
輸入モノについては、残留農薬が検出されて流通が滞るリスクがありますよね。
業界も基本的には「出ないベース」で考えてますので、こういう事態が起こると
こういう「店頭から消える??」みたいな事態に陥りやすいです。